ホームジム用のバーベルシャフトの選び方|バーベルシャフト7種類を解説!

ホームジム用のバーベルシャフトのチェックポイント

この記事では、

  • ホームジムを作ろうと考えている人向けに、
  • 「バーベルシャフト」の選び方と
  • 「バーベルシャフト」の種類


について解説します。


馴染みのある一般的な種類だけでなく、ユニークな形をした種類についても紹介します。


バーベルの正しい知識を身につけて、ぜひホームジムを作るときの参考にしてくださいね。


ホームジムでトレーニングの効果を上げるために、筋トレにバーベルを役立てていきましょう。


バーベルの基礎知識

ではまずはじめに、バーベルに関する基礎知識をチェックしておきましょう。


バーベル各部の名称

プレート(プレートウェイト)

ウェイトを追加するためにバーベルの左右両端につける円盤の板のこと。



スリーブ

バーベルの両端の「プレート」をつける部分のこと。



シャフト

両端にある「スリーブ」の間の手で握る部分のこと。


「バーベルシャフト」という言葉は、一般的に「プレート」がついていないバーベルの棒の部分を指します。



ローレット(ナーリング)

ローレット(ナーリング)」とは、シャフト表面の滑り止め加工のこと。


細かく刻み込まれていて、この粗さや形状が様々な種目でのシャフトの使いやすさを決める重要な要素になります。


筋トレ先輩
筋トレ先輩

メーカーや製品によって本当に品質が違ってくるよ。
ローレットの評判はちゃんと確認するのがオススメ!




カラー

参照元:Amazon.co.jp

バーベルが斜めになったときに、バーベルにつけたプレートが落下しないように取り付ける器具のことです。


トレーニングにおける事故防止のために使われます。



表面処理

バーベル表面に施されたコーティング処理のことです。

  • クロムメッキ
  • 亜鉛メッキ

などが一般的。


100%耐食性を持った材質のバーベルはありません。メンテナンスの方法は、そのバーベルの表面処理や使用環境によって違います。


メンテナンスには見た目を綺麗な状態に保つだけでなく、バーベルの寿命を延ばす効果もありますよ。



バーベルの選び方

シャフトの長さで選ぶ

シャフトの長さは、鍛えたい箇所で選ぶべき!


販売されているシャフトの長さは、

  • 1,600mm
  • 1,800mm
  • 2,000mm
  • 2,200mm(オリンピックシャフト)


が一般的です。


短いシャフトだと腕の筋肉、長いシャフトだと、スクワットやベントプレス、デッドリフトといった全身の筋肉を鍛える筋トレが可能です。


ただし短いと次のようなデメリットがあるので注意してください。

  • パワーラックとサイズが合わない可能性がある
  • セットできるプレートの数が少なくなる


筋トレ先輩
筋トレ先輩

シャフト購入前は、パワーラックのサイズを事前に測っておくのが大事だよ!




ローレット(ナーリング)で選ぶ

ローレット(ナーリング)」は滑りにくいものを選ぶべき!


「ローレット」が弱いと高重量を扱うときに少し不安なため、結局滑り止めやストラップなどを使用しなくてはならなくなります。


また、自分が握るシャフトの位置に「ローレット」がちゃんとあるかも確認してください。肩幅が狭めな人は要注意です。


トレーニング時のストレスを減らすためにも、「ローレット」非常に重要なチェックポイントの一つです。



耐荷重量(引張強度)で選ぶ

耐荷重量(引張強度)」の高いものを選ぶべき!



耐荷重量(引張強度)」とは、バーがどのくらい重さに耐えられるのかという限界の重量のこと。英語では、[Tensile Strength]と呼びます。一般的には、引張強度という呼び方がよく使われます。

引張強度は、設計者が機械や工業製品を設計する上で、考慮しなければならない機械的特性の一つです。
使用する部品には、最大どのくらいの荷重がかかるのか想定し、その荷重で破損しない材料を選択する必要があります。材料が破損しない目安となる機械的特性が引張強度です。

出典元:機械設計エンジニアの基礎知識「引張強度と許容応力と安全率」



耐荷重量高いものがもちろんベストです。シャフトが耐えきれず曲がってしまうと、使いにくいだけでなく、トレーニング中のケガにもつながり危険です。



引張の強さ(降伏強度)で選ぶ

引張の強さ(降伏強度)」の高いものを選ぶべき!



「引張の強さ」とは、バーの形状が変形する限界までの強さのこと。英語では、[Yield strength]と呼ばれます。一般的には、降伏強度という呼び方がよく使われます。

降伏強度とは、塑性変形を起こさずに、材料に生じさせることのできる最大応力のこと。

出典元:Instron「降伏強度」


引張の強さ」も高いものがベストです。


何回もシャフトを買い直す羽目にならないように、価格の安さだけで選ぶのではなく、シャフトの「耐荷重量」と「強度」しっかりとチェックしておきましょう。



しなり具合で選ぶ

クリーンを行うなら、しなるシャフトを選ぶべき!


しなりとは、バーベルの柔軟性・反発性のことです。筋トレ種目の中には、この「しなり」が大きいことがメリットになる場合があります。


自宅でのトレーニングでは、

  • スナッチ
  • クリーン
  • ベンチプレス
  • スクワット
  • デッドリフト


を行うことが多くなると思いますが、「クリーン」を行うなら「しなり」があるものがオススメです。

【ベンチプレス】重量アップのコツとは?サポートとして働く筋肉群を強化する

【ベンチプレス】筋トレ初心者向け!ケガを予防する正しいフォーム




バーベルシャフトの種類

では実際に、どんな種類があるのかをチェックしましょう。


大きく分けると次の2種類です。

ストレートバーの種類
  1. ストレートバー(体全体を鍛えるのに適している)
  2. ユニークな形をしたバー(部分的に鍛えるのに適している)



ストレートバー

体全体を鍛えたい、もしくは迷っているなら「ストレートバー」を選ぶべき!


シャフトがまっすぐになっているタイプが「ストレートバー」です。

「ストレートバー」のメリット
  • 体全体を鍛えることができる。



「ストレートバー」は、シャフトの太さによって次の2種類に分けられます。

  1. スタンダードバー(28mmタイプ)
  2. オリンピックバー(50mmタイプ)


スタンダードバーオリンピックバーでは、プレートをつけるスリーブ部分の太さが違っています。


そのため、「はじめにどちらのシャフトを購入するのか」よく考えなくてはいけません。


途中でもう一方のシャフトに買い換えた場合、それに合わせてプレートも買い換える必要が出てきちゃいますからね。



スタンダードバー

自宅用として販売されているタイプです。

出典元:Amazon.co.jp

特徴
  • シャフトの太さ:28mm
  • スリーブの太さ:28mm
  • 長さ:短い(約1,200mm)
  • 重さ:軽い(約10kg)
  • 耐荷重量(引張強度):低め
  • 価格:安い
「スタンダードバー」のメリット
  • リーズナブルな価格で購入できる
  • 短くてコンパクト
  • ダンベルに使用されているプレートの併用が可能
「スタンダードバー」のデメリット
  • 耐荷重量が低く、高重量を扱うエクササイズには不向き
  • 長さが短いので、ワイドスタンスやワイドグリップができない
  • スリーブ部分が細く回転しないので、プレートの付け替えがやや面倒


安くてコンパクトなので、「ハードなトレーニングはそこまでしないな」という人に比較的人気があります。初心者や女性でも使いやすいのがこのスタンダードバー


ただし、何にでも使えるバーベルシャフトではないので注意が必要です!


強度が弱いので、高重量を引き上げるエクササイズには絶対に使わないでください。長さも短いことから、取り組むエクササイズによってはやりづらい可能性があります。


オリンピックバー

ジムで使用される、本格的なタイプです。

出典元:Amazon.co.jp

特徴
  • シャフトの太さ:28〜29mm
  • スリーブの太さ:50mm
  • 長さ:長い(2,200mm)
  • 重さ:重い(約20kg)
  • 耐荷重量(引張強度):高め
  • 価格:高い
「オリンピックバー」のメリット
  • 耐荷重量が高いので、高重量を扱うエクササイズができる
  • 長さが長いので、ワイドスタンスやワイドグリップも可能
  • スリーブ部分が回転するものが多い
「オリンピックバー」のデメリット
  • 価格が高い
  • 長いのでトレーニングスペースの確保が難しい
  • シャフトだけでも20kgあるので、初心者や女性に不向き


ウェイトトレーニング定番のバーベルシャフトです。


ウェイトリフティング競技やパワーリフティング競技に使用されていたので、オリンピックバー(シャフト)と呼ばれているそうですよ。


「オリンピックバー」は

  • ウェイトリフティング用
  • パワーリフティング用(BIG3向け)
  • 多目的用

の3つにさらに特徴が分かれます。


重さがシャフトだけでも20kgあるので、まずはプレートをつけないでシャフトだけの筋トレで徐々に慣らしていくのがオススメです。


ホームジムで、本格的に「BIG3」などの高重量を扱うエクササイズをする予定なら、「オリンピックバー」を選ぶのが一般的です。


「スタンダードバー」をはじめに購入しても、筋トレを続けて自分のレベルが上がっていけば、結局「オリンピックバー」を買わないといけなくなる可能性が高いです。

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ユニークな形をしたバー

部分的に鍛えたい、もしくは2本めの購入なら「ユニークな形をしたバー」を選ぶべき!


「ユニークな形をしたバー」なら、短時間でも腕にしっかりと刺激を与えることができます。


ここで紹介するのは、主に次に挙げる5つのシャフトです。

  1. EZカールバー
  2. トラップバー(ヘックスバー)
  3. キャンバードバー
  4. スイスバー(フットボールバー)
  5. セーフティー・スクワットバー
「ユニークな形をしたバー」のメリット
  • 腕まわりの筋肉など、部分的に鍛えることができる。



「ストレートバー」ほど高重量に耐えることはできませんが、手首や肘にかかる負担を少なくできるので、安全な筋トレが可能です。

EZカールバー

出典元:Amazon.co.jp

カーブのついた定番のバーベルで、シャフト部分が「W」の形のように曲がっています。

特徴
  • いろいろなグリップで行うことが可能
  • 曲げ動作での手首の負担を軽減できる
向いているエクササイズ



トラップバー(ヘックスバー)

出典元:Amazon.co.jp

特徴
  • バーの中央に立って、両横にあるハンドルを握って行う
  • 一般的には、デッドリフトによく使用される
向いているエクササイズ
  • デッドリフト
  • シュラッグ
  • プレス種目
  • ロウ




キャンバードバー

出典元:Amazon.co.jp

特徴
  • シャフトの中央部分に負荷がかかりにくい
  • 下半身の後ろ側の筋肉をより重点的に刺激できる
  • 上背部や肩にかかる負荷を軽減する
向いているエクササイズ
  • スクワット
  • グッドモーニング




スイスバー(フットボールバー)

出典元:Amazon.co.jp

特徴
  • 持つところが複数個あるので、様々なグリップの使用が可能
  • 手首や肩関節に不安がある人でも問題なくできる
向いているエクササイズ
  • ショルダープレス
  • ロウ
  • プレス種目(ニュートラルグリップの場合)


「ニュートラルグリップ」とは

両手の平を向かい合わせるようにして握る方法。




セーフティー・スクワットバー

出典元:Amazon.co.jp

肩パッドとハンドルがついている、スクワット用のシャフトです。


このシャフトを使用すれば、正しいフォームでスクワットができます。

特徴
  • グリップと姿勢が安定しやすくなる
  • 上半身をまっすぐの状態で行いやすい
  • 肩に不安がある人でもスクワットできる
向いているエクササイズ
  • スクワット




まとめ|ホームジム用のバーベルシャフトの選び方

最後にまとめます。

バーベルシャフトの選び方
  • 鍛えたい場所に合わせて、「シャフトの長さ」で選ぶ
  • 「ローレットの質と位置」で選ぶ
  • 「耐荷重量が高いシャフト」を選ぶ
  • 「強度が高いシャフト」を選ぶ
  • 「シャフトのしなり具合」で選ぶ


シャフトの種類と特徴
  • 「ストレートバー」は、体全体を鍛えるのに向いている
  • 「ユニークな形をしたバー」は、部分的に鍛えるのに適している


オススメは「オリンピックバー
  • 「耐荷重量・強度」が高い
  • 「高重量を扱うエクササイズ」が可能
  • 「長さが長い」ので、様々なフォームで行える
  • 「スリーブが回転する」ので、プレートの付け替えがしやすい



バーベルシャフトの正しい知識を身につけて、日々の筋トレに役立てていきましょう!


選択肢が多くて、何を選べば良いか迷ったときの参考にしてくださいね。


あひる
あひる

さあ、今日も筋トレがんばりましょう!




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