【初心者必見】バーベルシャフトの選び方!【ホームジム検討用】

バーベルシャフトの種類と選び方を解説します。


 
ホームジム用のバーベルシャフトを選ぶ基準は?どの種類を選ぶのがおすすめ?


こんな疑問にお答えします。




バーベルの基礎知識

ではまずはじめに、バーベルに関する基礎知識をつけましょう。


バーベル各部の名称

プレート(プレートウェイト)

ウェイトを追加するために、バーベルの左右両端につける円盤の板のこと。



スリーブ

バーベルの両端の、「プレート」をつける部分のこと。



シャフト

両端にある「スリーブ」の間の手で握る部分のこと。


「バーベルシャフト」という言葉は、一般的にプレートがついていないバーベルの棒の部分を指します。



ローレット(ナーリング)

ローレット(ナーリング)とは、シャフト表面の滑り止め加工のこと。


実際に握ると分かりますが、細かく模様が刻み込まれています。


このあらさや形状が、様々な種目でのシャフトの使いやすさを決める重要な要素になります。


カラー

参照元:Amazon.co.jp

バーベルが斜めになったとき、プレートが落ちないようにつける器具のこと。


プレートの落下による事故防止のために使われます。



表面処理

バーベル表面に施されたコーティング処理のことです。


一般的な種類は以下の通り。

  • クロムメッキ
  • 亜鉛メッキ



100%耐食性を持った材質のバーベルはありません。



メンテナンスの方法は、そのバーベルの表面処理や使用環境によって違います。


メンテナンスには見た目をきれいに保つだけでなく、バーベルの寿命をのばす効果もあります。



バーベルの選び方

シャフトの長さで選ぶ

一般的に販売されているシャフトの長さは、以下の通り。


シャフトの長さ一覧

  • 1,600mm
  • 1,800mm
  • 2,000mm
  • 2,200mm(★おすすめ!)



特別な事情がなければ、2,200mmがおすすめ。


長いシャフトだと、スクワットやベントプレス、デッドリフトなどの種目で使えます。


短いシャフトは、ラックとサイズが合わない場合があるので要注意です。



ローレット(ナーリング)で選ぶ

ローレットが弱いと高重量を扱うときに少し不安。


しっかりめに刻まれているものを選んでください。


自分が握る位置(肩幅くらいの位置)にローレットがあるかどうかも要チェック。


トレーニング時のストレスを減らすのに、ローレットも重要なチェック項目です。



耐荷重量(強度)で選ぶ

耐荷重量が高いシャフトを選ぶましょう。


耐荷重量とは、バーがどのくらいの重さまで耐えられるのか、という限界の重量のこと。


シャフトが耐えきれず曲がると使いにくいだけでなく、ケガにもつながり危険です。



引張の強さ(降伏強度)で選ぶ


引張の強さですが、強いものを選びましょう。


引張の強さとは、バーが変形する限界の強さのこと。


一般的には降伏強度という呼び方がよく使われます。

降伏強度とは、塑性変形を起こさずに、材料に生じさせることのできる最大応力のこと。

出典元:Instron「降伏強度」



安さだけで選ぶと、結局シャフトを買い直すことになります。


シャフトの耐荷重量と強度も確認しましょう。



しなり具合で選ぶ

しなりとは、バーベルの柔軟性や反発性のこと。


筋トレ種目の中には、このしなりが大きいことがメリットになる場合があります。


自宅でのトレーニングでは、

  • スナッチ
  • クリーン
  • ベンチプレス
  • スクワット
  • デッドリフト


を行うことが多くなると思いますが、クリーンを行うなら、しなりがあるものがおすすめです。


バーベルシャフトの種類

では実際に、どんな種類があるのかをチェックしましょう。


大きく分けると以下の2種類です。


ストレートバーの種類

  1. ストレートバー(体全体を鍛えるのに適している)
  2. ユニークな形をしたバー(部分的に鍛えるのに適している)



ストレートバー

シャフトがまっすぐになっているタイプが、ストレートバーです。


ストレートバーのメリット

  • 体全体を鍛えられる



ストレートバーは、シャフトの太さによって、さらに以下の2種類に分けられます。

  1. スタンダードバー(28mmタイプ) ★女性おすすめ
  2. オリンピックバー(50mmタイプ) ★男性おすすめ


それぞれ、プレートをつけるスリーブ部分の太さが違っています。


そのため、はじめにどちらのシャフトを購入するのか、よく考えなくてはいけません。



途中でもう一方のシャフトに買い換えた場合、それに合わせてプレートも買い換える必要が出てきちゃいますからね。



①スタンダードバー

自宅用として販売されているタイプです。

出典元:Amazon.co.jp

  • シャフトの太さ:28mm
  • スリーブの太さ:28mm
  • 長さ:短い(約1,200mm)
  • 重さ:軽い(約10kg)
  • 耐荷重量(引張強度):低め
  • 価格:安い



スタンダードバーのメリット

  • リーズナブルな価格で購入できる
  • 短くてコンパクト
  • ダンベルに使用されているプレートの併用が可能



スタンダードバーのデメリット

  • 耐荷重量が低く、高重量を扱うエクササイズには不向き
  • 長さが短いので、ワイドスタンスやワイドグリップができない
  • スリーブ部分が細く回転しないので、プレートの付け替えがやや面倒


安くてコンパクト、初心者に人気があります。


軽いので、女性でも使いやすいです。


ただし、何にでも使えるバーベルシャフトではないので注意が必要です


強度が弱いため、高重量を扱うトレーニングには絶対に使わないでください。


長さも短く、取り組む種目によってはやりづらい場合があります。


②オリンピックバー

ジムで使用される、本格的なタイプです。

出典元:Amazon.co.jp

  • シャフトの太さ:28〜29mm
  • スリーブの太さ:50mm
  • 長さ:長い(2,200mm)
  • 重さ:重い(約20kg)
  • 耐荷重量(引張強度):高め
  • 価格:高い



オリンピックバーのメリット

  • 耐荷重量が高いので、高重量を扱える
  • 長さが長いので、ワイドスタンスやワイドグリップも可能
  • スリーブ部分が回転するものが多い



オリンピックバーのデメリット

  • 価格が高い
  • 長いので広めのスペースの確保が必要
  • シャフトだけでも20kgあるので、初心者や女性に不向き


ウェイトトレーニング定番のバーベルシャフトです。


ウェイトリフティングやパワーリフティングの競技で使われていたので、オリンピックバーと呼ばれます。


オリンピックバーは、さらに3種類から選べます。

  • ウェイトリフティング用
  • パワーリフティング用(BIG3向け)
  • 多目的用



シャフトだけでも20kgあるので、まずはプレートをつけないでシャフトだけの筋トレで徐々に慣らしていくことをおすすめします。


ホームジムで、本格的にBIG3などの高重量を扱う種目を行うなら、オリンピックバーを選ぶのが正解です。


スタンダードバーをはじめに購入しても、自分のレベルが上がっていけば、結局オリンピックバーを買うことになる可能性が高いです。


ユニークな形をしたバー


部分的に鍛えたい、もしくは2本目を購入する場合、ユニークな形をしたバーもおすすめです。


短時間でも各筋肉部位に刺激を与えられます。


ここで紹介するのは、以下の5種類のシャフトです。

  1. EZカールバー
  2. トラップバー(ヘックスバー)
  3. キャンバードバー
  4. スイスバー(フットボールバー)
  5. セーフティー・スクワットバー


腕まわりの筋肉など、部分的に鍛えられるのがメリットです。


ストレートバーほど強度は高くないですが、手首やヒジへの負担を軽減できます。


EZカールバー

出典元:Amazon.co.jp

カーブのついた定番のバーベルで、シャフト部分が「W」の形のように曲がっています。

  • いろんな握り方が可能
  • 手首の負担を軽減できる



向いている種目



トラップバー(ヘックスバー)

出典元:Amazon.co.jp

  • バーの中央に立って、両横にあるハンドルを握って行う
  • デッドリフトによく使用される



向いている種目

  • デッドリフト
  • シュラッグ
  • プレス種目
  • ロウ




キャンバードバー

出典元:Amazon.co.jp

  • シャフトの中央部分に負荷がかかりにくい
  • 下半身の後ろ側の筋肉を刺激できる
  • 上背部や肩にかかる負荷を軽減する



向いている種目

  • スクワット
  • グッドモーニング




スイスバー(フットボールバー)

出典元:Amazon.co.jp

  • 持つところが複数個あるので、様々なグリップの使用が可能
  • 手首や肩関節に不安がある人でも問題なくできる



向いている種目

  • ショルダープレス
  • ロウ
  • プレス種目(ニュートラルグリップの場合)


両手の平を向かい合わせるようにして握る方法。



セーフティー・スクワットバー

出典元:Amazon.co.jp

肩パッドとハンドルがついている、スクワット用のシャフトです。


このシャフトを使用すれば、正しいフォームでスクワットができます。

  • グリップと姿勢が安定しやすくなる
  • 上半身をまっすぐの状態で行いやすい
  • 肩に不安がある人でもスクワットできる



向いている種目

  • スクワット




まとめ|バーベルシャフトの選び方

最後にまとめます。

バーベルシャフトの選び方
  • 鍛えたい場所に合わせて、シャフトの長さで選ぶ
  • ローレットの質と位置で選ぶ
  • 耐荷重量が高いシャフトを選ぶ
  • 強度が高いシャフトを選ぶ
  • シャフトのしなり具合で選ぶ


シャフトの種類と特徴
  • ストレートバーは、体全体を鍛えるのに向いている
  • ユニークな形をしたバーは、部分的に鍛えるのに適している


おすすめはオリンピックバー
  • 耐荷重量・強度が高い
  • 高重量を扱う種目が可能
  • 長いので、様々なフォームで行える
  • スリーブが回転するので、プレートの付け替えがしやすい



バーベルシャフトの正しい知識を身につけて、日々の筋トレに役立てていきましょう!


選択肢が多くて、何を選べば良いか迷ったときの参考にしてくださいね。