こんな疑問にお答えします。
今回は、トレーニングベルトの効果と、トレーニングベルトの装着をオススメする主な種目について解説していきます。
結論から言いますと、
トレーニングベルトはフォームを安定させることでケガを防ぎ、最大筋力を高めてくるアイテムです。
そのため「デッドリフト」や「バーベルスクワット」などのように、高重量を扱う種目で必要になります。
ケガのリスクを下げつつトレーニングの効率を上げたいという方に、ピッタリのアイテムと言えるでしょう。
トレーニングベルトの特徴
では早速、トレーニングのベルトについて解説しましょう。
トレーニングベルトは、上記のようなアイテムのことを言います。
- 筋トレのパフォーマンス向上
- 筋トレによるケガの防止
を目的として使われます。
BIG3(デッドリフト・スクワット・ベンチプレス)のような、高重量を扱う種目でよく使われます。
体幹が安定するのでトレーニング効率が上がり、同時に腰椎や脊柱起立筋も保護できるのです。
トレーニングベルトの効果
続いて、トレーニングベルトの4つの効果を紹介します。
トレーニングベルトの4つの効果
- ケガの防止になる
- 最大筋力が向上する
- トレーニングの効率が上がる
- フォームが安定しやすくなる
上記の通りです。
順番に解説しましょう。
効果①ケガを防いでくれる
まず一つ目は、ケガを防止する効果です。
腰をサポートすることで、トレーニング中のケガを防いでくれます。
腰は日常生活でも重要な役割を持っており、痛めると本当に動けなくなってしまいます。
高重量を扱うときは、トレーニングベルトで腰をサポートすることをおすすめします。
効果②最大筋力が向上する
2つ目は、腹圧が保たれることで最大筋力が向上する効果です。
トレーニングベルトを使用すると腹圧がうまく使えるようになります。
その結果、通常より重い重量を挙げやすくなります。
フォームが安定すると、力を最大限まで発揮することが可能に。
挙上重量・使用重量が増える、つまり、トレーニングのパフォーマンスアップにつながるのです。
効果③トレーニングの効率が上がる
3つ目は、トレーニングの効率が上がる効果です。
具体的に言うと、腰への負担が減ることで追い込みやすくなり、トレーニングの質が上がります。
今まで、腰が先に限界を迎えたことで、最後まで追い込めなかった経験はありませんか?
トレーニングベルトを装着すれば腰への負担が減るので、多くの回数をこなせるようになります。
効果④自然とフォームが安定する
4つ目は、自然とフォームが安定する効果です。
トレーニングベルトを使うと、体勢が崩れにくくなるので自然とフォームが安定します。
先ほど説明したとおり、腹圧が高まることで腰回りがかなり安定します。
重い重量を持ち上げるときでも、バランスを取りやすく、安全にトレーニングを行えます。
ただし、無意識のうちに体勢がサポートされるので、フォームに意識が向かなくなるというデメリットがあるので要注意です。
トレーニングベルトが必要になる種目4つ
続いて、トレーニングベルトが必要な種目を紹介します。
主な種目は、以下の通りです。
トレーニングベルトを使う種目
- デッドリフト
- バーベルスクワット
- ベンチプレス
- ショルダープレス
①デッドリフト
デッドリフトは、関与する筋肉が多いので、高重量を扱える種目です。
しかし、正しいフォームと動作で行わないと、腰を痛める危険があります。
初心者はまず、正しいフォームを習得するために、トレーニングベルトを使いながら練習しましょう。
②バーベルスクワット
バーベルスクワットも、高重量を扱う種目です。
スクワットで重い重量を持ち上げると、その重さに対抗しようとして、動作中はずっと腰に緊張状態が続きます。
トレーニングベルトを使えば腰への負担が軽減され、股関節の柔軟性も高まるので、深くしゃがめるようになります。
>>【バーベルスクワットのフォーム】わりと簡単!上手くなれる3つのコツ
③ベンチプレス
ベンチプレスはベンチに横になった状態で行うので、実は腹圧をかける必要はそれほどありません。
しかし、装着すると腰への負担を軽減されるので、その分ターゲットの筋肉を追い込めるようになります。
ケガを防止して安全に行うことは、重量の記録更新に役立ちます。
④ショルダープレス
ショルダープレスは、重い重量を頭上へ持ち上げる種目です。
トレーニングベルトで腹圧を高くしておけば、フォームが崩れるのを防ぐことができます。
トレーニングベルトの種目と効果まとめ
本記事では、トレーニングベルトが必要な種目と効果について解説しました。
トレーニングベルトはジムに置いてあることが多いので、気になる人は試しに使ってみるといいですよ。
腹圧が高まるのでフォームが安定し、力を発揮しやすくなります。
ただし、トレーニングベルトに頼りすぎるのはNGです。
あくまで高重量を扱うときのサポート役として、トレーニングの効率を上げたいときに使いましょう。