クレアチンが筋トレにもたらす効果についての内容です。
こんな疑問にお答えします。
クレアチンとは、筋収縮に必要なエネルギーの再生をサポートしてくれるアミノ酸の一種です。
本記事では、具体的に筋トレに役立つ3つの効果を紹介します。
筋トレの効率アップを考えている人は、クレアチンを活用することをおすすめします。
そもそもクレアチンとは
クレアチンについて、簡単に解説しましょう。
クレアチンとは、体内で作られるアミノ酸の一種です。
私たちの体には、もともと80~130g存在していますが、そのほとんど(約95%)は、クレアチンリン酸として骨格筋内に蓄えられています。
主な特徴としては、クレアチンが「ATP(アデノシン三リン酸)と一緒に作用すると、運動や筋トレで使えるエネルギー量が増加します。
ただしこのATPの量は限られているので、ハードな筋トレを行うときは、十分な量のクレアチンが必要となります。
では、クレアチンは筋トレに対し、他にどんな効果をもたらしてくれるのでしょうか?
さらに詳しく見ていきましょう。
クレアチンの筋トレにおける効果
クレアチンで期待できる効果は以下の3つです。
クレアチンの効果
- パフォーマンスを向上する
- 筋肉量の増加へとつながる
- 筋肉疲労を緩和し回復する
順番に見ていきましょう。
①パフォーマンスを向上する
まず1つ目は、先ほども説明したとおり、パフォーマンスを向上させる効果です。
クレアチンは、筋収縮に必要なエネルギーをしっかりと供給してくれます。
ウェイトトレーニングにおいては挙上重量が増加する、スポーツでは瞬発力アップやタイム短縮などのメリットが得られます。
筋トレと合わせて摂取すれば、ハードなトレーニングを続けるためのパワーを生み出すことができます。
②筋肉量の増加へとつながる
2つ目は、筋肉量の増加をサポートする効果です。
具体的には、エネルギーを効率的に供給することで、ハードな筋トレができるようサポートしてくれるということです。
高強度なトレーニングを継続し、積み重ねていけば筋肉量はアップします。
間接的な効果にはなりますが、ハードな筋トレができるようになることで筋肉量が増え、筋肥大につながっていきます。
③筋肉疲労を緩和し回復する
3つ目は、筋肉疲労を緩和して、回復力を高める効果です。
クレアチンは、疲労の原因となる筋肉の酸化を防ぐ効果があります。
ハードな筋トレをしても体が疲れにくくなり、トレーニング1回の質がグッと高まります。
また、疲労がたまりやすい筋トレ後も、しっかりと回復できるよう働きかけてくれます。
クレアチンの筋トレ効果がない人も
最後に、クレアチンの注意点について解説します。
クレアチンは、摂取したすべての人がその効果を実感できるわけではありません。
そのため、もともと人より多くのクレアチンが体内にある人や、体内に蓄積しにくい人などは、効果を感じられない可能性があります。
クレアチンをたくさん摂取したからといって、必ずしも狙った効果が得られる訳ではないので、要注意です。
クレアチンで得られる効果には、個人差が大きいということを、きちんと理解しておきましょう。
クレアチンの吸収率を高める飲み方については、下記の記事を参考にしてください。
クレアチンの筋トレにおける効果まとめ
本記事では、クレアチンが筋トレに与える効果について解説しました。
クレアチンは、短時間で最大限のパフォーマンスを発揮するときに役立ちます。
瞬発力や筋力、スピードが求められるハードな運動やトレーニングであればあるほど、効果を発揮してくれます。
ただし、すべての人がこのような効果を得られる訳ではありません。
クレアチンについてきちんと理解を深めてから、筋トレに活用してみてください。
>>【筋トレ初心者向け】筋トレにおすすめのクレアチン5つ【メリット・飲み方も解説】