トライセプスキックバックを行うときの、ダンベル重量と回数の目安について解説します。
こんな疑問にお答えします。
トライセプスキックバックは、ダンベルを使って上腕三頭筋を鍛えるトレーニングです。
ダンベルの重さを変えるだけで、負荷を自由に調節することができます。
そのため、適切なダンベル重量に設定することが、トレーニング効果を高める上での重要なポイントになります。
トライセプスキックバックに取り組んでいる人は、自分に合った重量の選び方について、本記事でしっかりとマスターしておきましょう。
トライセプスキックバックの重量の目安
それではまず、おおよその重量の目安についてです。
初心者の場合と、ある程度慣れてきてからの2つのタイミングに分けて、順番に解説をしていきます。
初心者として始める場合
初めて取り組むときは、必ず軽めの重量で行ってください。
初心者のうちは、まず正しいフォームを習得することが重要です。
ダンベルの動かし方や上腕三頭筋への効かせ方など、少しずつコツをつかんでいってください。
もしも、どこかに痛みを感じる部位があるなら、フォームを間違えている可能性が高いです。
その場合は鏡を使って確認するなどして、正しいやり方でできるようになりましょう。
ある程度慣れてきた場合
フォームが固まってきたら、自分に合った重量を見つけましょう。
軽すぎると効果を実感できませんし、逆に重すぎると関節を痛めるリスクが高まります。
楽にこなせるようになってきたらその都度、少しずつ重量を増やします。
ただし、重量ばかり意識してしまうと、フォームが崩れるので注意が必要です。
必ず正しいフォームで行える範囲で、徐々にダンベルを重くしてください。
トライセプスキックバックにおける重量
ここで1つ、ダンベル重量に関する注意点です。
より重要なのは、正しいやり方で、上腕三頭筋にしっかりと負荷をかけることです。
うまく効かせるためにも、動きをコントロールできる重さのダンベルを選びましょう。
トライセプスキックバックの重量と回数
続いて、トライセプスキックバックを行う回数と重量の目安について解説します。
メニューを組むときの参考にしてください。
重すぎる場合や痛む部位が出てきたときは無理をせず、必ず重量を軽くしてください。
フォームが固まるまでは、軽い重量でトレーニングを行うことが必要です。
①筋力アップ狙いの場合
上腕三頭筋を補助として使う種目、例えばベンチプレスの記録更新のために筋力を高めたいケースです。
セット間のインターバルは、3分程度です。
重量が重いですが、チーティング(勢いや反動を使って持ち上げる行為)は行わないようにしましょう。
②筋肥大が目的の場合
筋肉量を増やし、腕のサイズを大きくしたい人向けです。
セット間のインターバルは、1~2分程度にとどめましょう。
上腕三頭筋に意識を集中させて、しっかりと負荷をかけていきましょう。
③筋持久力を高める場合
スポーツやトレーニングなどにおける、スタミナアップを目指す人向けです。
セット間のインターバルは約1分で、なるべく短く抑えることがポイント。
1セット終えたら、息を整えるくらいの短めの休憩を行い、またすぐに次のセットを始めます。
まとめ【トライセプスキックバックの重量・回数】
本記事では、トライセプスキックバックの重量と回数の目安について解説しました。
トライセプスキックバックは、上腕三頭筋に集中して負荷をかけることが重要です。
適切な重量と回数で設定したメニューに取り組めば、効率よくトレーニングを進めることができます。
狙った効果を確実に得るためにも、自分に合ったダンベル重量をしっかりと理解しておきましょう。
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細かな調節ができる可変式ダンベルが便利です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。